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「トロサバ」ってご存知ですか?
鯖の種類でなく脂の乗りを表しているみたいです。
①トロサバって何?
②鯖に脂が乗る旬の季節は?
③鯖の種類。国産・輸入。トロサバはどれ?
④脂の乗りはいかほど?
⑤脂が乗る鯖の見分け方
最後までよろしくお付き合い願います。
目次
トロサバとは?
脂質含量が21%以上の鯖を「トロサバ」と呼びます。
肉質が柔らかく、繊維が細かくなっているためジューシーな口当り。
なお、「トロサバ」という種類のサバが存在するのでなく「まぐろのトロ」のように腹身にタップリ脂を含んでいるので「トロサバ」と呼ばれています。
鯖に脂が乗る旬の季節は?
鯖の旬は晩秋〜2月頃といわれます。
産卵期を4〜6月に終え、痩せ細った鯖が次の産卵のために餌をたくさん食べて脂肪を蓄えるのが秋〜冬。
鯖の旬が秋〜冬と言われるのがそのためです。
鯖の種類
鯖は大別すると3種類あり、食卓に上がる鯖は
「マサバ 」、「ゴマサバ」 、「大西洋サバ(ノルーウェーサバ)」です。
日本近海で水揚げされる鯖はマサバとゴマサバの2種類
自然の海で生きた天然鯖は、身の引き締まり具合、脂の乗り具合から大変人気で高級魚として扱われるものもあります。
鯖の種類をいつくかご紹介
八戸前沖さば(天然サバ)
本州最北端に位置する漁場ではマサバとゴマサバが漁獲でき、
マサバは引き締まった肉質によりしめ鯖に
ゴマサバは柔らかい肉質で焼魚として調理されます。
旬の時期には脂肪分が30%に達するものがあり鯖の脂肪分の平均値が12%程度。
八戸前沖サバを冷燻でいただくなら
金華さば(天然サバ)
旬である9月から1月頃に金華山沖で漁獲され石巻港に水揚げされた天然マサバ。
高級ブランドとして知られ「幻の鯖」といわれるほど。
引き締まった身は厚く、かけた醤油を弾くほど多くの脂が含まれています。
金華あぶりしめ鯖をいただくなら
関さば(天然サバ)
大分県の豊後水道で、一本釣りにより漁獲される天然マサバ。
豊後水道は潮の流れが早く餌が豊富であるため、身が締まって脂乗りの良い鯖が育ちます。
透明度がある白く引き締まった身と、ぷりぷりの食感。歯ごたえの良さが評判です。
関サバのタレ漬けをいただくなら
ここからは天然鯖ならぬ養殖鯖。
天然鯖は獲れなくなってきており価格も高騰。
消費者が手を出しにくい。
そこで養殖鯖が需要を伸ばしています。
その養殖鯖から
お嬢サバ(養殖サバ)
JR西日本と鳥取県による共同開発、完全養殖のマサバです。
アニサキスなどの寄生虫がつかないよう大切に育てられたという意味でこの名が付けられました。
美しい見た目と上品な甘さを感じさせる脂が「お嬢」に名前負けしていません。
長崎ハーブサバ(養殖サバ)
九州の海でハーブを配合した餌で育った長崎ハーブサバは、ハーブの効能で風味や日持ちを良くし、鯖に臭みがないのが特徴。
長崎ハーブサバのしゃぶしゃぶをいただくなら
以上が日本近海で獲れる鯖。マサバとゴマサバが漁獲される、養殖される地域の名を冠しブランドサバとなるのです。
大西洋サバ(ノルウェーサバ)
マサバ、ゴマサバでもない日本近海で獲れない輸入鯖に
「大西洋サバ(ノルウェーサバ)」と呼ばれる種類があり、脂がのった鯖として定評があります。
大西洋サバは1年を通して脂がのっていると言われますが、やはり旬は11月〜2月。
背中に「く」の字の模様がるのが太平洋サバの特徴です。
太平洋サバは、マサバ、ゴマサバの3種類のサバの中で最もカロリーが高く脂質が多め。他の種類の鯖より脂がのって、身が柔らか。逆に「たんぱく質」が最も少ないことも特徴の一つです。
脂がのったサバを食べたい、トロサバを食べたい方には太平洋サバがオススメです。
マサバ、ゴマサバ、大西洋サバ味の違いは
日本近海で獲れるマサバ、ゴマサバは脂ののり具合が違います。
鯖に脂が乗る時期(例:11月)の両者の脂肪量を単純比較すると、マサバの方がゴマサバより脂がのっています。
食品成分で脂質量を比較するとマサバ16.8%、ゴマサバ5.1%。
なので、一般的に味の評価はゴマサバよりマサバの方が勝ります。
ここに大西洋サバを加えて比較すると、大西洋サバは9月中旬~10月末頃にかけて脂が乗り、肉が霜降り状態になります。
大西洋サバのこの時期の脂肪分は25~30%程度。マサバ、ゴマサバに比べてはるかに脂質量が多いことがわかります。
脂がのったサバとしてトロサバとして大西洋サバ(ノルウェーサバ)が売り場に定着しているのはそのためです。
脂が乗ってジューシーな大西洋サバをお取り寄せするなら
脂が乗ったサバを見分けるコツ
スーパーの鯖コーナーで脂が乗ったおいしいサバを選ぶポイントは?
1匹のサバを外見から脂の乗り具合を見分けるのはなかなか難しいです。
切り身なら脂ののりは比較的簡単に見分けられます。
表皮と身の間は脂肪の層。
この層が厚いものは脂が乗っています。
身の間に、牛肉の霜降りやマグロのトロのように、白っぽく“サシ”が入っているものがあります。
このサバは、たっぷりの脂が含まれています。
トロサバまとめ
トロサバとは脂質含量21%以上の脂が乗った鯖を指します。
脂が乗るのは晩秋〜2月
鯖は大別すると「マサバ」「ゴマサバ」「大西洋サバ」
「マサバ」「ゴマサバ」は日本近海で獲れ、身の締まり具合、脂の乗りから高級ブランドサバになるものもあります。
脂の乗りと言うことで言えば輸入鯖である「大西洋サバ(ノルウェーサバ)」。
旬の時期なら脂質含量30%になるほど脂が乗ります。
「マサバ」「ゴマサバ」は価格が高めで、日々の食卓によりはお歳暮など贈答用に
【八戸前沖サバを冷燻でいただくなら】
【金華あぶりしめ鯖をいただくなら】
【関サバのタレ漬けをいただくなら】
【長崎ハーブサバのしゃぶしゃぶをいただくなら】
「大西洋サバ」はそこまで高価にならないので日々の食卓に使うのが良いでしょう。
【大きさ程よくお弁当に好評】
【身はふっくら、皮パリパリ、骨無し】
サバ 骨取り トロサバ 2kg 塩さば 無塩サバ 訳あり 鯖 骨なし 切り身 骨抜き フィレ 無添加 おかず 朝食 プレゼント ギフト無塩 冷凍 離乳食 業務用
【肉厚で脂のりも良く骨無し】
【身がふっくらで味もジューシー】
妻が大絶賛のトロさば 無塩・有塩・切り身から選べる フィレ 切り身
最後までお付き合いありがとうございました。