アメリカの老舗アパレルブランド「リーバイス」(正式名称 リーバイ・ストラウス社(Levi Strauss & Co.))は世界で最初にデニムジーンズを作り出した会社です。
リーバイスの製品のうち、製造番号(ロットナンバー)「501」「505」「511」は、リーバイスが製造するモデルのうち評価が高く人気モデルです。
この3モデルの特徴の違いをまとめました。
モデルそれぞれに特徴があり、あらかじめ違いを知っていないとジーンズ選びができません。
この記事で、あなたの体型や求めるスタイルによってどのモデルが自分にフィットするか理解できることと思います。
❶ 仕様・シルエットの違い
❷ 素材・穿き心地の違い
❸ 年齢層別穿き方の違い
最後までよろしくお付き合い願います。
リーバイス創業とデニムジーンズの起こり
❶ リーバイスは1853年創業の初めてのジーンズブランド
❷ ゴールドラッシュの時代、金鉱で働く男たちのために作られたワークパンツがデニムジーンズ。
❸ デニムジーンズはリーバイスが初めて手がけたパンツであるため、今でもデニムジーンズの代表ブランドといえばリーバイス
リーバイス「501」「505」「511」の生産開始年による違い

リーバイス「501」
❶ 金鉱で働く男たちのために作られたワークパンツが「501」。
❷ 生産開始年は1873年。
❸ 以後製造開始年の違いが「501」「505」「511」の違いに大きく影響します。

リーバイス「505」
❶ フロントをジッパーに脱ぎ履きしやすく、洗っても縮みにくい実用性が追求され1967年に誕生。
❷ 腰回りと太ももにゆとりをもたせ、裾にかけてのストレートシルエット
❸ 都会的なスタイルに合わせやすく、ミュージシャンやアーティストにも愛用された

リーバイス「511」
❶ 2000年代半ば流行の極細スキニージーンズに、トレンドをカバーしながらモダンなスタイルのジーンズとして511が開発された。
❷ 流行を追ってピチピチのスキニージーンズを作るのではなく、穿きやすさを追求
❸ タイトすぎないスリムフィット(テーパード)を採用し、野暮ったくならないシルエットを構築
リーバイス「501」「505」「511」のシルエットの違い

リーバイス「501」のシルエット
❶ 動きやすく丈夫である作業着を追求した結果、無駄がない直線的な形状が完成。
❷ しゃがんだり走ったりする動作でもつっぱらないよう、太ももから裾まで直線的なラインを形成
❸ ヒップ周りにゆとりがありつつ、ストンと落ちる設計
リーバイス「505」のシルエット
❶ 「505」は、「501」のアップデートモデル。501よりも腰回りと太ももに周りにゆとりがあり足先に向かってスッキリ落ちるストレート。
❷ 太すぎず細すぎず裾に向かってまっすぐ、わずかに細くなるテーパードがかかっている。

リーバイス「511」のシルエット
❶ ヒップから裾にかけて細くなり、脚のラインに沿ってフィットするスリムフィット
❷ スキニーほどピッタリでなく程よいゆとりがあり、ちょうどよい細さ。
❸ わずかにテーパード(裾に向かって細くなる)がかかっており脚長見えする。
リーバイス「501」「505」「511」の股上の違い
リーバイス「501」股上の深さ
❶ 標準W32サイズで股上約27.5cm〜28.5cmの標準からやや深めです。
❷ 腰骨の上辺りで穿いて浅すぎず深すぎず普遍的なサイズ感
リーバイス「505」股上の深さ
❶ 501よりもやや股上が深くヒップや腰に程よいゆとりがある
❷ W32サイズで約28.5cmと表記されることが多く、おへその少し下あたりでしっかり穿ける深さ
❸ ヒップにゆとりがあるのでお尻周りに窮屈感がなく長時間穿いても疲れにくい
リーバイス「511」股上の深さ
❶ 「501」に比べて5〜6cmほど股上が浅くウエスト位置は腰骨あたり
❷ W32サイズで26cm程ですっきりスマートに穿きたい人向け
リーバイス「501」「505」「511」フロントの違い
リーバイス「501」のフロント
❶ 複数の金属ボタンで留める「ボタンフライ」仕様。ジッパーが発明・普及される前に作られた仕様をそのまま受け継いでいる。
❷ ボタンフライのメリットは洗濯による生地の収縮の影響が少ない。金属やプラスチックのジッパーは生地の収縮についていけず故障や型崩れを起こすことがあり、ボタンフライにはこれらのデメリットは見られない。
❸ 壊れにくく穿き込むこと経年変化による独特の色落ちの風合いが楽しめる。
リーバイス「505」のフロント
1967年の登場以来、着脱がスムーズなジッパー仕様を採用。
フロントにジッパーを採用したことで実用的でカジュアルな日常着として使用されるようになった。
リーバイス「511」のフロント
ジッパー仕様で着脱がスムーズで扱いやすい。
リーバイス「501」「505」「511」の素材の違い
リーバイス「501」の素材
❶ 綿100%のデニム生地を採用。1890年誕生以来、タフで頑丈なワークパンツが起源であるため素材綿100%にこだわり製造
❷ 「501 オリジナル」やノンウォッシュの「リジッド(生デニム)」はすべて綿100%。穿き込んでいくにつれ経年変化による色落ちが楽しめる
❸ 12.5〜14オンス前後の厚みがある重量デニムが主流
リーバイス「505」の素材

❶ 綿100%のデニム生地、または綿に少量のポリウレタンなどを配合したストレッチ素材が使用された生地
❷ ヴィンテージモデルや一部のモデルは綿100%であり、しっかりとした生地感と経年変化による色落ちを楽しめます。
❸ 綿にポリウレタンやエラスタンを1%〜2%ほど配合したモデルは、動きやすく快適な穿き心地
リーバイス「511」の素材
❶ 綿99%にポリウレタン1%または綿98%にポリウレタン2%を配合したストレッチデニム
❷ 伸縮性があるのでスリムな見た目でも窮屈でなく動きやすくい。
リーバイス「501」「505」「511」の穿き心地の違い
リーバイス「501」の穿き心地
綿100%の素材の生地が硬めに感じられるが、穿き込むほどに体に馴染んでくる。
リーバイス「505」の穿き心地
穿き心地が柔らかく、脱ぎ穿きやしゃがんだりする動作にストレスを感じさせない。
リーバイス「511」の穿き心地
見た目は細身でも穿くたびにストレッチ素材が馴染んで柔らかさがあり穿きやすい
リーバイス「501」の年代別穿き方
10代20代メンズがリーバイス「501」を穿くなら
着こなし
ビッグシルエットで着こなすのがトレンド。
❶ 大きめサイズを選び(ジャストサイズから2〜4サイズ大きめ)、ベルトでギュッと絞って太めのルーズシルエットで着こなすのがストリートカジュアルの主流
❷ 大きめサイズを穿いて太ももやヒップにゆとりを出すと、今っぽいリラックス感を演出できます。
❸ 丈は少し長めのものを選び、足甲にワンクッション溜まりを作るとおしゃれです。
❹ 501の新モデル「501 ルーズフィット」なら、最初からゆったりとしたシルエットが楽しめます。
色の選択
❶ 色は濃すぎず薄すぎない中間的な青色がベスト
❷ 穿き込んで色落ちが進んだジーンズは古着ようなこなれ感が出ます。
❸ ミディアムインディゴ・ウォッシュ加工のものを選ぶと程よいヴィンテージ感、使い古したカジュアルな雰囲気を演出できます。
合わせるトップス
❶ トップスにはオーバーサイズの無地Tシャツ、ヴィンテージ風のプリントTシャツでラフに合わせたり、シャツをタックインしてメリハリをつけるのがおすすめです。
30代40代メンズがリーバイス「501」を穿くなら
❶ ビックシルエットで着こなすのでなく「清潔感」を感じさせる大人の着こなしが正解です。
❷ 年齢にふさわしく、だらしなく見えない品の良さ・渋さを引き出すのがコーディネートのポイント
❸ 黒に近い濃紺色の501にジャケットを合わせると「キレイめ」に。
❹ 激しいダメージ加工のものは清潔感を損ないかねないので避けるのが無難
50代60代メンズがリーバイス「501」を穿くなら
以下の記事で50代メンズのためのリーバイス「501」コーデを紹介しています。
男前50代メンズにリーバイス501。コーデ術、サイズ感、選び方を凝縮
リーバイス「505」の年代別穿き方
10代20代メンズがリーバイス「505」を穿くなら
❶ 10代20代のトレンドであるビッグシルエットでストリート感を出すなら、普段サイズより少し大きめ(ウエスト2〜4インチアップ)を選ぶのがよいでしょう。
❷ 505の特徴であるすっきりでルーズに履いてもだらしなく見えません。
❸ 色はライトインディゴ(淡青)が最適
30代40代メンズがリーバイス「505」を穿くなら
❶ 太もも周りにゆとりを持たせつテーパードによるすっきりしたシルエットで上品にまとめるコーディネートが理想的です。
❷ オーバーサイズにならずジャストサイズを選んですっきりして清潔感を感じさせます。
❸ 色はインディゴブルーやブラックを選ぶと落ち着いた大人の印象が出せます。
50代60代メンズがリーバイス「505」を穿くなら
以下の記事で50代メンズのためのリーバイス「505」コーデを紹介しています。
【これでダサくない】50代メンズにリーバイス505鉄板コーデ
リーバイス「511」の年代別穿き方
10代20代メンズがリーバイス「511」を穿くなら
❶ 主流のトレンドである「ストリート系シルエット」で着こなしたいところです。
❷ 511は細身のシルエットであり、ジャストサイズでピチピチに穿いてしまうと少しダサ見えします。
❸ 普段サイズより1〜2サイズ上げてゆるさを出し、今っぽい「細すぎないスタイリッシュなスリムストレート」として穿くのが良いでしょう。
30代40代メンズがリーバイス「511」を穿くなら
❶ 若年層トレンドの「ストリート系シルエット」にならず清潔感ある大人カジュアルを目指しましょう。
❷ 太ももから裾にかけて細くなるスリムシルエット、やや浅めの股上がスマートに見え脚長効果を発揮。
❸ 色はダークインディゴ(ワンウォッシュ・濃紺)、ブラック(黒デニム)きれいめスタイルに合わせやすい王道カラーです。
50代60代メンズがリーバイス「511」を穿くなら
以下の記事で50代メンズのためのリーバイス「511」コーデを紹介しています。
【失敗させない】50代メンズ リーバイス511 コーデ 着こなし
まとめ
リーバイス デニムジーンズを代表するモデル「501」「505」「511」の特徴、違いをまとめてきました。
購入以前にあらかじめ特徴を知っておけば迷いなくご自分が求めるモデルを選ぶことができます。
❶ 股上の深さ、シルエットの違い
❷ 素材、穿き心地
などに違いがあり、
ご自分の年齢によっても選ぶジーンズが変わってきそうです。
リーバイスジーンズ選びの参考にしていただければ幸いです。





