日本酒「ばくれん」、超辛口なお酒として日本酒ファンにとって知名度が高いお酒です。
とは言っても日本酒ファンの間ではであり、
ご存知ない方も多いのではないか、
そんな理由から日本酒「ばくれん」紹介記事です。
◉ 銘柄の名前の意味、由来から
◉ ボトルのラベルに表示される浮世絵風の艶っぽくキリッとした女性のイラスト
◉ そしてこのお酒の「辛さ」。
そのような内容を記載しました。
この記事で日本酒「ばくれん」が理解できることと思います。
『ばくれん』とは
「ばくれん」には二つの側面があります。
❶ 本来の言葉が持つ意味として
❷ 山形県の「亀の井酒造」が醸す超辛口の日本酒の銘柄名として
「ばくれん」の言葉の意味は
「ばくれん」は漢字で「莫連」や「漠連」と書き、江戸時代から使われる俗語であり、山形県庄内地方で使われる方言。
言葉の意味としては
・「すれっからしでずる賢いこと」
・「親の言うことを聞かずに好き勝手している女性(じゃじゃ馬娘)」
を意味し、女性に対して使われることが多い表現。
類似の表現で「あばずれ」「おてんば」など。
世間慣れしすぎて親の忠告を聞かない娘を意味する。
山形県「亀の井酒造」が醸す日本酒「ばくれん」とは

❶ 「亀の井酒造」が醸す「ばくれん」は、超辛口の日本酒として知名度が高いお酒です。
❷ ボトルのラベルに描かれている浮世絵風の艶っぽくキリッとした女性のイラストが印象的
❸ 日本酒甘辛度を表す、日本酒度「+20」の究極の辛さにまで仕上げた。
日本酒「ばくれん」を醸す「亀の井酒造」とは
❶ 1875年(明治8年)創業の山形県鶴岡市に所在する酒蔵
❷ 醸造する銘柄全てが精米歩合40%。つまり吟醸酒のみを作ります。
❸ 看板銘柄に「くどき上手」を、全国の特約店限定で「ばくれん」を販売し、いずれもラベルに艶やかな浮世絵が貼られた個性的なボトルを展開
超辛口日本酒「ばくれん」の日本酒度と味わい
❶ 日本酒の甘辛度を表す「日本酒度」、一般的な辛口日本酒は日本酒度(+5〜+10前後)ぐらい。
❷ 「ばくれん」は+15〜+20ぐらいであり、一般的な辛口日本酒を大きく上回る驚異的な超辛口。
❸ 超辛口でありながら爽快、メロンのように華やかでフルーティーな香りと上品な甘みと美しい味わいが特徴
ばくれんは日本酒度+20という日本酒としては辛さの極限を追求したお酒
ばくれんが超辛口な訳は
「キレの良い辛口吟醸酒」研究開発過程で試行錯誤の上に生まれたお酒
◉ 亀の井酒造主力銘柄「くどき上手(フルーティーで華やか、甘口旨口のお酒)」の対局となるお酒の開発に取り組む。
◉ キレの良さを特徴とする新銘柄開発過程で日本酒度+20という限界値にまで糖分を酵母に分解させることを試みた。
◉ 結果、辛いだけで旨みのないお酒となり商品化を断念しかけたが、
◉ 新銘柄への未練捨てがたく蔵内タンクに2年間熟成させておいたが、
◉ 2年熟成酒を試飲したら「旨味」が引き出され「超辛口なのにフルーティーな香り。旨味と抜群のキレ。」
◉ 絶対に売れるとの確信の元、限定酒として商品化が決定。
「ばくれん」の辛さについての詳細記事です。
超辛口日本酒「ばくれん」のアルコール度数
「ばくれん」のアルコール度数は17度〜18度。一般的な日本酒(15度前後)に比べやや高め
日本酒『ばくれん』に込められた意味とは?ネーミングの由来
一見、日本酒としては個性的な名前の由来、そこに込められた意味は以下の通りです。
「ばくれん」は、日本酒度「+20」の辛さの限界まで仕上げた超辛口のお酒。日本酒の中でも屈指の超辛口
ラベルに描かれた浮世絵の意味するところは
・江戸時代の浮世絵師・喜多川歌麿の『教訓 親の目鑑(おやのめだめ)』という作品があり
・その作品の中に江戸の気風をもつ勝気で奔放な女性(ばくれん)を描いた作品があります。
・ばくれんの言葉の意味「すれっからし」を「すれっ辛子」にかけ
・「超辛口ばくれん」の味わいは、「喜多川歌麿浮世絵ばくれん」の妖艶で自由奔放な姉さんの如く「一筋縄ではいかない」ことを蔵元がラベルに込めたメッセージになっています。
一筋縄ではいかないばくれんの味は
ひと口目はフルーティーで香り華やか。喉ごしは「キリッと尖った超辛口」。
「くどき上手(女性を口説くのが上手な男性)」という看板銘柄の酒に対し、
「そう簡単には口説かれない、一筋縄ではいかない超辛口な美女」という遊び心からこのお酒に命名しました。
単に「辛さの限界に挑戦した」お酒ではなく、蔵人達の飽くなき酒造りへの探求心から生まれた奇跡の一本。
「ばくれん」が日本酒度+20という理由がうなずけます。
日本酒「ばくれん」その味は
「ばくれん」の味は「ただ辛いだけでなく華やかな香りとキレ」が特徴です。
亀の井酒造看板銘柄「くどき上手」がフルーティーで濃醇甘口なお酒に対し、対極のお酒として開発されました。
❶ 日本酒度 +15〜+20の究極の超辛口
糖分が非常に少なく、ドライな仕上がり
❷ フルーティーな吟醸香
ブドウやマスカットのような華やかで上品な果実感が広がります。
❸ マイルドな口当たりかと思えば「鋭いキレ」
一口目は柔らかく、お米のほのかな旨味や甘み。喉を過ぎると高いアルコール度数(約18度)と高い日本酒度が雑味を残さずスパッと喉の奥へと切れていきます。
「くどき上手」と「ばくれん」の違いの記事です。
亀の井酒造はなぜ限定酒を醸造するのか
酒造りへのこだわりや亀の井酒造自身の酒造りに対する哲学に関係
こだわりとは
❶ 亀の井酒造は「美山錦」や「出羽燦々」、「山田錦」など多彩な酒造好適米を使用。
❷ それぞれの米の持ち味を最大限に生かし、その米の特徴に合わせ「季節限定酒」として醸造。
❸ 徹底した冷蔵管理で酒を最適な状態に保ち、3ヶ月周期ぐらいで季節に応じ限定酒を出荷
哲学とは
消費者に「その時期にしか飲めない最高のお酒」を楽しんでもらいたい。
限定酒「ばくれん」
◉ 黒ばくれん「超辛口吟醸生詰」 ・・毎年2月頃(春季限定)に出荷される新酒生酒として蔵出しされる限定酒。
◉ 虹色ばくれん「超辛口大吟醸生詰」・・毎年7月頃(夏季限定)に出荷される精米歩合33%の超辛口大吟醸
◉ 白ばくれん「超辛口吟醸生詰」 ・・毎年秋口(秋季限定)に出荷される希少米「山田穂」を使用した限定酒
◉ サンタクロースばくれん「超辛口大吟醸生詰」・・冬季限定。浮世絵のお姐さんがサンタクロース衣装を身にまとったラベル。「山田錦」を40%精米した超辛口大吟醸
赤ばくれん他、限定酒ばくれんの特徴、飲み方、違いの詳細記事です。
『超辛口日本酒』赤ばくれん、白ばくれん等特徴と飲み方、違い徹底解説
日本酒「ばくれん」販売店
「ばくれん」は特約店(正規販売店)限定で販売されているお酒
スーパーや量販店では入手困難であるため、正規専門店やそのオンラインショップで購入するのが確実です。
全国に約50店舗ほどしかない「特約店(正規販売店)」限定で流通しているお酒です。
日本酒「ばくれん」まとめ
日本酒「ばくれん」について紹介してきました。
「ばくれん」の言葉が持つ意味
「ばくれん」を醸造する亀の井酒造
「ばくれん」開発のいきさつ
「ばくれん」が超辛口な訳
「ばくれん」をお酒の名前に冠したわけ
「ばくれん」がなぜ限定品か
これらのことがお分かりいただけたと思います。
最後までご精読いただきありがとうございました。





