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山形県は吟醸王国と呼ばれ、その山形県に所在の『出羽桜酒造』より生酒
『雪漫々 しぼりたて生』を紹介します。
銘柄名に『しぼりたて生』と表示のように生酒であり新酒です。新酒は冬に造られ味わうには
今が季節。今が旬。
味はどうでしょうか?甘口?それとも辛口?
飲み方は?
口コミなどで検証しようと思います。
①、なぜ冬が新酒の季節なのか?
②、しぼりたてとは?
③、『雪漫々しぼりたて生』の特徴
④、『雪漫々しぼりたて生』の飲み方
目次
『雪漫々しぼりたて生』はなぜ冬に造られる?
お酒は冬に造られると言われる根拠
日本酒は主に秋に収穫した新米を使って造られます。
酒造りは古くは米を刈り取った後のお百姓さんの農閑期の作業でした。
それがお酒が冬に造られると言われる所以です。
その年に収穫したお米を使って造られたお酒が「新酒」なのです。冬はお酒を造る季節。
雪漫々しぼりたて生の『しぼりたて』とは?
日本酒の原料となるお米、
お米と言っても一般のご飯となるお米でなく、
「酒造好適米」と言われる酒作りに適したお米、
例えば「山田錦」「出羽燦々(でわさんさん)」を蒸して、米麹、仕込み水をもとに酵母の力で発酵させて醪 (もろみ) と呼ばれるドロドロになった「日本酒になる前段階」の液体。
これを搾る(しぼる)ことで透明な液体である酒と酒粕に分けられます。
搾ったあとのこの液体が日本酒となるのです。
この「搾る(しぼる)」作業を12月から翌年1月までの冬の期間に行います。
特にその冬初めてしぼったものに『初しぼり』『しぼりたて』という名がつきます。
余談ですが
醪は「どぶろく」。酒税法上は「その他の醸造酒」です。
この醪を荒い布でこせば、よく白濁したにごり酒に。
細かい布でこせば、透明度が高いにごり酒になります。
酒税法上では、このにごり酒からが「清酒」になります。
しぼりたて生の「生酒」とは?
「生酒」とはどのような状態のお酒でしょうか?
火入れを行っていない酒です。
日本酒「火入れとは」?
搾った後の日本酒は、品質を安定させるために加熱処理をします。この加熱処理を「火入れ」と言い、一般の日本酒は醪を搾ったお酒を、貯蔵する前に一度、出荷する前に二度目の火入れを行ないます。
なお、火入れと聞くと、日本酒を直接火にかけて煮たり沸騰させることをイメージしがちですが、この火入れとは湯煎で60度から65度程まで30分程度加熱することです。
温めすぎるとアルコール成分が飛び
長時間温めると日本酒の香りが損なわれます。
火入れ後は速やかな冷却処理を行います。
これが一般的な日本酒。
日本酒の火入れの工程は、なぜ必要?
火入れの目的は酵素の働きを止めるため。
搾った後のお酒は酵素が生きており、アルコール発酵を続けます。酵素が発酵を続けることによって味や品質が変化することもあります。
美味しい状態で最適な状態でキープしたい、そのために火入して酵母の働きを止めるのです。
火入れをすることで、お酒の味が落ち着き安定します。
一方、生酒は一切火入れを行なっておりません。
だから「生」のお酒。
そのため、新鮮な香り・味わいを堪能できます。
製造工程で火入れを一切行わないため、爽やかでみずみずしい風味があります。生酒にしかない特有の味わいやフレッシュな瑞々しさがあり、暑い夏に楽しめる日本酒になります。
冷蔵・瓶詰・輸送の技術が発達した事により
全国のあちこちで、時期を逸しても
生酒を楽しめます。
生酒の保管上の注意
生酒は、火入れをしないので品質が変わりやすい。
冷蔵庫で管理し、開栓後はできるだけ早く飲み切ることをおすすめします。
『雪漫々しぼりたて生酒』とは?その特徴
「しぼりたて」と聞くと何か新鮮なイメージです。
新米を使って12月から翌年1月までの冬の期間に初めて搾ったお酒。それが「しぼりたて」の由来。
『雪漫々しぼりたて生酒』はどんな味?
香り良くすっきりとした味わい
コクや深みは少なめ。その代わり果実酒のようなフルーティで甘く華やかな香りがあります。
また、爽やかですっきりとした飲み口が魅力です。
つまり、さらっと飲める「淡麗」
爽やかですっきりとした飲み口の日本酒がお好きな方
しぼりたての新酒いかがでしょうか?
『雪漫々しぼりたて生酒』は甘口?それとも辛口?
雪漫々しぼりたて生は
酒造好適米(酒米)に『山田錦』を使用し
精米歩合が45%
精米歩合が50%以下から『大吟醸酒』
大吟醸酒の味は一般的に
雑味が少なくすっきりと滑らかな飲み口。淡麗・辛口でありながら、フルーティで香りが良いのが大吟醸酒の特徴です。
お酒の味が「辛口」「甘口」「淡麗」「芳醇」
いずれになりそうかを数値でおおよそ判断できます。
その数値が「日本酒度」「酸度」です。
『雪漫々 しぼりたて生』は
日本酒度 +3、酸度 1.2 (アルコール度数 15%)この数値で甘口なのか?辛口なのか?
以下の図より
『淡麗辛口』であるといえます。
一般的な評価でこのお酒は
◉香り良く甘味を感じながらも切れが良い上品な酒
◉辛口ですあっても飲みにくいわけでなくまろやかな味わい
と言われています。
限られた酒販店のみが販売を許される限定酒
『雪漫々しぼりたて生』の飲み方は
冷で飲むのが推奨されています。
冷やして(5 ~10℃)◎
少し冷やして(10~15℃)〇
『雪漫々しぼりたて生』口コミ
ネガティヴコメントは見られません。⭐️4、⭐️5がほとんど。
🟠フルーティーな香りにすっきりした喉越し。
大吟醸生酒の特徴があらわれています。
🟠後味もよく、とても美味しいお酒
キレがあるお酒です。
🟠甘辛のバランスが良く、次の日に残らない。
飲み過ぎには注意しましょう。
🟠すっきりしているので日本酒が苦手な人でもいける
幅広くオススメできそうですね。
季節限定品なので売り切れ次第終了のあり得ます。お早めに。
しぼりたて生酒の保管上の注意
しぼりたての新酒は香りや味わいが変化しやすいため、冷蔵庫で管理し、開栓後はできるだけ早く飲み切ることをおすすめします。
出羽桜酒造卸先の酒屋さんが「品質が変わりやすい、しぼりたて生酒の保管上工夫されていること」をおっしゃってます。
その答えが
「氷温冷蔵庫」にて商品を管理し、
また「氷温管理」することにより味わいが落ち着き、お客様から味わいにご好評もいただいているとのこと。
発送はもちろん「冷蔵で」。
氷温管理とは、酵素の働きを止めるために凍る手前ぐらいの温度で保管することです。
まとめ
『雪漫々しぼりたて生』を紹介してきました。
◉『雪漫々しぼりたて生』は、その年に収穫されたお米で造った「新酒」であり
◉その年初めてしぼったお酒『しぼりたて』
◉火入れをしない生酒。そのためフレッシュな味わいに
◉冬の季節に造られる冬が旬のお酒
◉香り良くフルーティーな香りで爽やかな味わい
◉日本酒度、酸度の数値から『淡麗辛口』のお酒
◉キレがあって辛口でも飲みにくいお酒ではなく、まろやかな味わい
◉飲み方は冷で
推奨温度帯は、5 ~10℃ ◎
少し冷やして10~15℃ 〇
◉口コミではネガティブコメントが見られない、万人受けするお酒です。
爽やかフレッシュなお酒『雪漫々しぼりたて生』お試しになられてはいかがでしょうか。
季節限定品なので売り切れ次第終了のあり得ます。お早めに。
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