菊姫鶴の里(美味しんぼ掲載)は山廃仕込みによる純米酒

世界的なワイン品評会で日本酒部門の輝かしい受賞履歴を持ち、人気グルメ漫画『美味しんぼ』でも掲載された

菊姫 鶴の里
山廃仕込み」にて造られた「純米酒」です

香り高い『濃醇旨口』のお酒として評判
どんなお酒か見ていきましょう。

菊姫『鶴乃里』受賞履歴

菊姫 鶴の里
出典 楽天

このお酒には輝かしい受賞履歴があります。

1984年に創設された毎年イギリス ロンドンで行われるワイン品評会
IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」は世界最大規模のブラインド・ワイン・テイスティング・コンテストです。

2007年海外での日本食人気の高まりと質が高く評価され、そのコンテストにSAKE部門が設けられました。

2007年9月その第1回SAKE部門である
IWCアワードディナーにおいて、
『菊姫 鶴乃里』が、最優秀に選ばれ、「チャンピオン・サケ」として表彰された
輝かしい経歴を持つお酒です。
 


美味しんぼ銘柄『菊姫 鶴の里』

ビッグコミックスピリッツ』(小学館発行)で連載されていた人気グルメ漫画『美味しんぼ』。
その「54巻日本酒の実力」にて、『鶴の里』として登場します

銘柄『菊姫 鶴の里』はどんなお酒

『菊姫 鶴の里』スペック

原料米 ・・・山田錦(兵庫県三木市吉川町・特A地区産)
精米歩合 ・・65%
酒母  ・・・山廃酒母
熟成年数 1年以上(出荷時)
アルコール度 16度
味わい ・・・中庸タイ

純米酒なので精米歩合は60〜70%の間 65%
他の蔵元の酒は甘辛を知るための目安となる「日本酒度」、酒の味に酸味や旨味をもたらす有機酸(乳酸、コハク酸、リンゴ酸など)の量を相対的にあらわした「酸度」をラベルなどに表示し、購入する前にだいたいの味を予想して購入でき、日本酒通しを比較する目安にもなるのですが、
『鶴の里』は理由はわかりませんが、この数値を公開していない。
甘い、辛い、酸味、切れ味は『菊姫 鶴の里』の口コミを掲載しました。そちらをご参考ください。

『菊姫』は原料米にこだわる

他の蔵元の酒と違うところは特に「原料米」にこだわっていること
山田錦 (兵庫県三木市吉川町・特A地区産)特上クラスの山田錦を100%使用

山田錦

『山田錦』とは
「酒造好適米」いわゆる「酒米」として酒造りに向いたお米としてナンバーワンの地位を築いています。
1923(大正12)年兵庫県明石市で人工交配によって出来た品種。酒米は一般のお米より粒が大きく精米しやすい。お米の粒の中に「心白」と呼ばれる白く濁った塊(デンプンで出来ている)の大きさが程よく、麹作りに適しているのが特徴
この『鶴の里』で使用する山田錦は、兵庫県三木市吉川町・特A地区産で「最上級の山田錦」を使用していると「菊姫合資会社」は強くアピールしています。

この兵庫県特A地区というのは何が良いのか
平たく言えば土壌が優れいる、
凝灰岩または頁岩が風化してできた粘土質の土壌が酒米作りに向いている、
「酒米買うなら土地を見て買え」という格言があるそうで、良質の酒米が作れるかどうかは産地の土壌や気候が重要であると言われています。
土壌にK(カリウム)やMg(マグネシウム)を多く含み、大吟醸など香りの高いお酒を造るのに向いた土壌です。

鶴の里は『山廃仕込み酒母』によるお酒である

酒母』。読んで字の如く酒の母。これからお酒を造っていくもと
昔ながらの酒母造りで『「生酛」系酒母』と1909年国立醸造研究所で開発した『山廃仕込み』による『山廃系酒母』。
お酒を大量に醸造し販売しなければならない蔵元は、大量供給のため一度に何トンタンクでお酒を醸造すると思いがちですが、そうではありません。
まず少量から麹に蒸米を入れ混ぜる、そこに仕込み水を加える。
蒸米が粒のままではお米のデンプンからブドウ糖への分解が進まないので、
これは昔ながらのやり方で櫂(かい)と呼ばれる棒で突ついてお米をすり潰しブドウ糖への分解を早める。さらに酵母を足してブドウ糖をアルコールに分解してできたドロドロの液体が『生酛系酒母』。
江戸の昔から行われてきた『生酛系酒母』造りは、大変な重労働で、今現在このやり方による醸造を行っている蔵元は蔵元総数の1%。
櫂(かい)と呼ばれる棒ですり潰す作業(「山卸」やまおろしと言います。)を無くせないか?
偶然に近い形で発見された『山廃系酒母』。少しの手順の違いにより櫂ですり潰さなくても『生酛系酒母』と同様の酒母ができた。
『山廃仕込み』は櫂ですり潰す作業を行わない。
「お米をすり潰さなくていいの?」という疑問が湧いてきます。
少しの手順の違いとは
麹に仕込み水を入れ麹の分解で酵素を生み出してから、そこに蒸米を入れる。酵素でデンプンからブドウ糖への分解が始まってから、酵母を入れてブドウ糖からアルコールへ分解が進めば酒母が出来上がり。これが『山廃系酒母』。
『生酛系酒母』とほぼ同様な酒母ができる。
この方法で酒母を作る蔵元が蔵元総数の9%。
それでも少ないですね。
なぜこの製法による酒造りをするか。

後ほど出てくる『菊姫 鶴の里』の口コミでも紹介する通り、
山廃仕込みの日本酒は濃醇で、酸味も強く旨味が感じられるコクのある骨太な味わいのものが多いです。燗酒にすることでさらに美味しさが膨らむと言われています。

熟成酒『菊姫 鶴の里』

鶴の里」は長期熟成酒です最低一年は蔵の中で熟成させてから蔵出しします
しぼりたての新酒は、味わいが刺激的で「麹ばな」(こうじばな)と呼ばれる新酒香が残りますが、貯蔵中の熟成により、華やかな新酒の香味が消え、まるみのある味わいになります。
熟成」とは「適当な温度・条件で長時間寝かせてゆっくりと化学変化を行わせ、味にうまみを出させること」と定義されています。日本酒では半年から1年ほど熟成させる飲みごろの味わいに。製品の出荷後、保管状態の悪さによる色・香りの変化は「劣化」、品質向上を目的とする「熟成」とは意味合いが違います。
さらに貯蔵・熟成を進めると重厚な味わいとなり、お酒の色が山吹色に変わり、熟成が進むにつれ濃さを増していきます
芳醇で長期熟成により旨味を増した『菊姫 鶴の里』は熟成により生じる色や香味もひとつの個性としてファンに楽しまれています。

ボトルのラベルの色が(赤→黒→青→赤→…)のサイクルで毎年変わります
R3BY(2022年)ラベルは青色です。
R2BY(2021年)ラベルは黒色です。
R1BY(2020年)ラベルは赤色です。
30BY(2019年)ラベルは黒色です。
29BY(2018年)ラベルは青色です。
28BY(2017年)ラベルは赤色です。

3種類のラベルを飲み比べるのもオススメです。
ラベルの色が違いますが、鶴乃里のラベルは赤・黒・青の3種類があり、年ごとに色が変わります。

「菊姫合資会社」とは

白山市鶴来の里は、霊峰白山からの地下水脈を通って涌き出る清らかな水を利用し、古くから酒造りで有名な地です。安土桃山時代に“天下の美酒”とまで言われた“加賀の菊酒”がこの地で作られた伝承が残っています。
『菊姫合資会社』は天正年間(1573~1592)に、屋号「小柳屋(おやなぎや)」として創業し、昭和に入って『菊姫』を社名としました。
菊姫は吟醸酒を中心に上品な味わいと香り、最上質の原料米を使って酒造りをしてきました。

「菊姫」のしっかりとした味わいは、日本料理だけでなく、中華料理や西洋料理などと合わせてもたのしめます。とくに“濃醇旨口”の「菊姫 純米酒」は、濃厚な味わいのメニューと組み合わせても、日本酒の味が打ち消されることなく、料理の味をも引き立てます。

『菊姫 鶴の里』口コミ

飲み頃温度
冷やすよりも常温が美味しかった
キンキンに冷やすよりも常温が美味しかった
燗酒が好みでした。

はなはな

やっぱり常温か燗だね。

熱燗で飲んでみたら、ちょっとくどい?ちょっと余計な味を感じる。冷やのままであれば満点の酒。(2021黒)2022/2/17

はなはな

この人ちょっと味覚が違うワン。でも美味しく飲めるならいいワン。


「」
比較的スッキリ。常温放置でチビチビ(2020赤)2021/11/17

はなはな

常温派が多いワン

濃醇旨口
濃醇で旨味も強く美味しい日本酒でした
菊姫は濃醇旨口を謳っているだけに、
旨味には定評のあるお酒。
しっかりと厚みのある酸
ふくよかで品が良く、口内隅々まで広がる豊潤な旨味と薫り。(2021黒)2022/5/2
常温でしたが香りも旨味も力強く最後にインパクトのあるお酒
山廃の深みと、反する呑みやすさのバランスが良い。
濃醇で旨味も強く美味しい日本酒でしたが、好みとは少し違っていました
コクもあり美味しいのですが、なんせこの手の日本酒になれていないので?と思うことも…
二回目三回目と飲めばその美味しさが分かってきそうな印象をうけました。
口に含むと香りが立ち優しくまろやかさを感じその後程よい酸味が感じられる。(2022黒)2022/4/2
看板通りの「芳醇旨口」。
山廃仕込みによるしっかりとした味と酸味。好みが分かれるかも知れないが美味しい。(2021黒)2022/3/19
濃い酸味にの香ばしく強い香り。甘みと弱い苦味、旨味たっぷりの味が感じられる。(2021黒)2022/3/14
アルコール度の高さと味の濃さを感じても飲みにくくない菊姫のおいしさが良く現れている。(2021黒)2022/3/14
甘酸が口の中に広がり、度数19度あっても感じさせないまろやかさ。(2021黒)2022/2/17
裏ラベルに「濃厚旨口」に表示の通り重みがあって味が濃い。
「キレ」とは逆、後味しっかり。甘み、旨みを感じる。(2021黒)2022/2/5
燗で!酸が効いているけどスッキリ飲みやすく、まろやかでほっこり旨酒(2019青)2021/10/24

はなはな

濃醇旨口試してみるワン

風味
杏のような甘味とアーモンドのような風味(2021黒)2022/7/12
オイリーなんだけど鼻を抜けるスカッとした風味(2021黒)2022/7/12
香りは穏やか。(2021黒)2022/4/2

はなはな

風味が良く香りが穏やかだワン

後味
水っぽさがなくトロミさえも感じられ余韻も残ります。
後味はしっかりしていて旨味がいい感じ。一番好きかもしれない。(2021黒)2022/4/2

はなはな

トロミがあるんだね。

熟成
蔵出しの品を更に店で寝かせていたもの。
やっぱ熟成酒は美味いわ…(2017赤)2022/5/10


色は黄色で少し濁りがある。(2021黒)2022/4/2

はなはな

この酒の特徴。品質には問題ないワン

菊姫 鶴の里
出典 菊姫

令和4年10月蔵出し(R3BY)をショップで見る

令和3年10月蔵出し(R2BY)をショップで見る

令和2年10月蔵出し(R1BY)をショップで見る

令和元年10月蔵出し(30BY)をショップで見る

平成30年10月蔵出し(29BY)をショップで見る

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まとめ

『菊姫 鶴の里』の紹介記事でした。
IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)の第1回SAKE部門で見事『最優秀賞』を受賞した輝かしい受賞歴があり、人気グルメマンガ『美味しんぼ』で取り上げられ多くのファンを持つお酒です。
そのお酒は原料米にこだわり、最上級『山田錦』を使用し山廃仕込みにて酒造りします。
また熟成酒であり、最低でも1年熟成したのち蔵出しするお酒です。
味は濃厚旨口。
好みは分かれるかもしれませんが香り高く、口に含めば旨味が広がり、酸味、甘味、苦味も感じるしっかり味した味わい。
燗で飲めばスッキリ飲みやすくまろやか。
常温、燗がオススメのお酒。

令和4年10月蔵出し R3BYをショップで見る


令和4年10月蔵出し 菊姫 山廃純米酒 鶴乃里 1800ml 令和3BY

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令和3年10月1日入荷! 令和2BY 菊姫 山廃純米酒 鶴乃里 1800ml(黒ラベル)

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令和2年10月1日蔵出し(エンジラベル)令和元年醸造 菊姫 山廃純米酒 鶴乃里 1800ml

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